お知らせ

「シングルママカフェ」すてきなママ
2025.9.16
お知らせ, イベント報告
9月14日(日)「ママカフェ」を開催しました。
今回は、えがおプロジェクトの会員であるシングルママにお話を伺いました。そのお母さんは、障がいをもつお子さんをひとりで育てておられます。
お子さんは未熟児で生まれ、医師からは「食べることができない」「話すことができない」と告げられていました。しかし、お母さんはあきらめず、工夫を重ね、試行錯誤を続けてきました。その結果、お子さんは食事を口からとれるようになり、言葉も話せるようになりました。現在は「歩けない」と言われていますが、「きっと歩けるようになる」と努力を続けておられます。
専門家の言葉をそのまま受け入れるのではなく、自分で考え、工夫を重ねるお母さんの姿勢が、お子さんの成長につながっていました。
さらに、地域との関わりについても印象的なお話がありました。
「これはできるけれど、これはできないから助けてほしい」と伝えることで、町内会や職場の方々と良好な関係を築いているとのことでした。シングルママの多くは「町内会の仕事はできない」と関わりを避けがちですが、このお母さんは近所や職場の仲間と、ギブ・アンド・テイクの関係を大切にしておられました。
〈参加したママの声〉
🟡 町内会の役割で「これはできないけれど、これはできる」と伝えるなど、付き合い方のヒントをいただき、前向きになりました。
🟡 今まで出会ったことのない考え方に触れることができました。町内会での役割分担のやり取りにも感動しました。ギブ・アンド・テイクが大切ですね。
🟡 自分は「時間がない」「休みがほしい」とばかり思っていましたが、Aさんの工夫や考え方からたくさんの学びを得ました。
🟡 考え方が素晴らしく、お子さんは本当に幸せだと感じました。私はひとり親であることを理由に人との関わりを避けていましたが、もう少し頼ってもいいのだと思えるようになりました。
今回のママカフェでは、ひとりのシングルママの体験を通して、「子育ての工夫」、「地域との関わり方」、「時間の使い方」など、多くのヒントをいただきました。
えがおプロジェクトでは、これからもシングルママが安心して語り合い、学び合える場を大切にしてまいります。