フードパントリーを開催しました!

2022.12.12

お知らせ, イベント報告

12月4日日曜日、富山市の西別院でフードパントリーを開催しました。今回のフードパントリーでは、食品の配布だけではなく、「共同親権についてのミニ学習会」、「個別相談会」、「こどもえんにち」も同時開催。


参加したシングルママたちは、「共同親権」という言葉を聞いたことはあるけれど、中身は知らないという方がほとんど。ミニ学習会終了後、ママたちは「話し合いができなくて別れたのに、今さら話し合うなんてできない」、「養育費ももらっていないし、まったく連絡を取っていない。どうやって話し合うの」と困惑顔。


相談会では、家計、健康、子どもの発達、仕事の4人の専門家にお越しいただき、個別に困りごと相談にのっていただきました。


その間、子どもたちは「こどもえんにち」で、遊んだりくじを引いたりして、楽しい時間を過ごし、帰りには絵本のプレゼントも。キャーキャーという楽しそうな歓声が会場に響いていました。


今年も残りわずか。コロナと物価高でシングルママたちの暮らしはますます厳しくなっています。フードパントリーで、クリスマスと新年を少しでも明るい気持ちで迎えてほしいと思いました。


〈お母さんの声〉


〇 今日は本当にお疲れ様でした。素晴らしいイベントを開いていただきありがとうございました。皆様のおかげで無事に年を越せそうです。寒い中大変だったと思います。ゆっくり休んでください。よくしていただいた分、私も一生懸命家事育児仕事に励みます。


〇 たくさんの食料や雑貨をいただき、とても嬉しかったです!お餅や緑茶や化粧品など、自分では買うのをためらってしまうものがたくさん入っていたので本当に嬉しかったです。子供たちも帰りの車の中で、さっそくと頂いたプレゼントの包を破ってチョコレートや絵本に喜んでいました!


〇 初めて参加しました。今まで離婚したことを周囲にひた隠しにしていて、こういったイベントに参加するのも初めてです。共同親権の勉強会を通じて自分と同じように辛い経験をした方がいると知り、心が強くなった気がしました。明日からまた頑張れそうです。このような素晴らしいイベントを主催してくださった皆様に感謝しています。本当にありがとうございます。


〇 共同親権についての知識が増えたこと、とても良かったです。言葉だけが先行していて、中身が全く分からなかったので、為になりました。そして、反対をしていかなくてはと改めて感じました。離婚に至るまで、本当に辛い日々だったので、いくら子供の親とはいえ、もう交わることはできません。しっかりパブコメで表明していきたいと思います。


ご寄付くださったみなさま、食品のご提供やお力添えをくださった浄土真宗本願寺派のみなさま、ご協力ありがとうござました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。