富山市の小学校に教諭として５年間、臨時的任用講師として１０年間勤務。離婚を経験し、ひとりで子育てすることの困難さ、非正規雇用で働くことの理不尽さを痛感し、2010年にえがおプロジェクトを立ち上げ、2014年に学童保育「こどものいえ」を開設。

私がこの活動を始めたきっかけは、教室のひとり親世帯の子どもたちに触れたことでした。仕事、家事、子育てをひとりでこなすのはたいへんなこと。それに加えて日本は、働いても貧困から抜け出すことができない国。ひとり親が困っていても自己責任と考えられがちで、「助けて」と声をあげづらいシングルママたち。そんなお母さんを支えることで、子どもたちの”えがお”をいっぱいにするお手伝いができればと思っています。

小学校教諭1級、幼稚園教諭２級
とやま起業未来塾修了
ETICアメックスアカデミー研修参加

保健師として１５年勤務。自分らしく生きることを考え、ヨガインストラクターになる。コロナ禍となり、何かできなかとモヤモヤ。そこで、2020年えがおプロジェクトに出会い、活動を少しずつ手伝い始める。

シングルママは頑張りすぎ屋さんが多いと思う。話を聴いたり、ヨガをして、身体がほぐれる感覚、自分をまるっとＯＫする気持ちになれるようサポートしたい。また、シングルママが一人で抱え込まないよう、一緒に考えたり悩んだりする仲間でいたいと思う。フードパントリーや「障がいをもつ子どもを育てるママの集い」では、ママや子ども達の笑顔を見ると、とてもうれしい。

ヨガインストラクター
保健師
介護福祉士

富山県上市町出身。富山市の中学校で国語教員として勤務。定年退職後、複数のボランティアに携わっている。2022年12月から民生委員・児童委員(富山市萩浦地区担当)、富山県地域相談員。

教員生活で、様々な生徒や保護者と関わって、シングルマザーの家庭の大変さを知りました。一生懸命働いても苦しい生活、孤独感。それらに負けず、子供の成長を楽しみに頑張るママ。これは、決して個人の問題ではなく、社会の問題、社会の責任だと思いました。 えがおプロジェクトの活動を通して、プレシングルの方を含めたシングルマザーと、子供たちの「今」、そして未来を微力ながら支えていきたいと思います。

中学校国語１級、高校国語１級
司書教諭